「流星ワールドアクターTSW」サービス終了

 

本日の12時にサービス終了なので今のうちに書いておきます。去年から自分向けソシャゲ墓標記事着々とふえてんな………。


(ソシャゲの公式サイトはソシャゲが死ぬとすぐに消えるイマゲなので企業の記事を貼るスタイル)
「ようこそ実力至上主義の教室へ」にハマった直後に衣笠先生がシナリオ書いてるエロゲをどれかやってみたいなと調べていて多分代表作であろう「暁の護衛」とともに気になっていたのがこの「流星ワールドアクター」で、流星のソシャゲが出るよ!!と私がファンリビサービス終了で傷心中だった去年年末にめちゃくちゃ広告が打たれていて、気になってたゲームだし心のスキマを埋めるか……気持ちではじめたソシャゲでした。しかしサービス序盤におもいきり炎上して(確か無限にガチャが引けるとかそういうの)たぶんそのまま立ち直れなかったようです。

ソシャゲとして面白いか?といわれると正直微妙で、メインストーリーは面白かったもののイベントストーリーは新キャラが顔見せして彼女たちと顔見知りらしい主人公が彼女達の持ち込んだトラブルを解決するというびっくりするくらいのテンプレ虚無スト(イベスト、主人公がマジで出てくるキャラ全員と顔見知りのところから始まるんですけど、この人本当に相手の事ちゃんと顔見知ってる?ひとりくらい初対面のキャラなんだけど「なんか顔見知りみたいな態度取ってくるから顔見知りなんだろうな」っていって知ってるふりしてない??って思うくらいに初対面キャラが居なかったし多分知ってるふりしてても何の問題も起こらないくらいにキャラクターが掘り下がらないストーリーだった)で、育成はプレイヤーレベルがキャラクターの育成上限レベルになるせいでいちいちレベル上がるたびに育成が必要になってひたすら面倒だしバトルは操るキャラクターの数が多くて手動し辛い割に難易度が高くて面倒だしガチャは美味しくないしマルチ要素もあんまり盛り上がってないという状況だったので(このへんは以前の日記で書いたので省略)プレイするこちらとしても来年の初日の出を拝めないんだろうな……くらいの気持ちでゲームをしていたのでサービス終了もまあそうだよね……という感じだったのですがサービス終了が決まった直後、現在実装されているメインストーリーとほぼ同じ量のメインストーリーがアーカイブ形式で実装されて盛大に噴いた。衣笠先生、よう実のアニメ化あったはずなのにどんだけ筆が早いのとおもっていたけど書き溜めていらっしゃったのかな……。

実装分12章に追加アーカイブ12章を追加した全24章、第一部完俺たちの戦いはまだまだ続くみたいな終わり方で、多分ここまでやって評判がよかったら第二部を書くみたいな感じだったのかな。ラストまでボイス収録済み。多分スチルは途中までしか出来てなかったのか終盤には入ってなかったけど結構先の方まで入ってた。というか原作キャラのバックグラウンドに切り込む展開も結構あったのでこれ普通にノベルゲーとして売ればいいとおもうんですが……(単独アプリがないのでオフラインアプリの話も当然出なかった)

原作ゲームでは太陽に嫌われた国「第七共和国」を舞台に警察の「ハコスミ」と呼ばれる部署に所属する刑事達が異能者や異種族が巻き起こす様々な事件を解決する……みたいな話なんですけど(多分)、ソシャゲ版はサブタイの「the strange world」という名前が示す通りで第七共和国を飛び出した主人公達が突然現れたドラゴン少女・ターニャの秘密を探りながら彼女を狙う謎の美女・アズサや謎の奇獣デルーガと戦い、やがてその秘密は世界を揺るがす陰謀に繋がっていく……というお話。初期実装された7章までは第七共和国でのドンパチで、その後は国外でのてんやわんや……という展開だったんですけど正直7章までのキャラクター同志の掛け合いがすごく面白かったので8~12章でデルーガと戦う展開は新キャラもいなくてキャラクターも基本的に主人公+ヒロイン達だけになるのでちょっと中だるみ感を感じてしまっていた。なんかほんと、ゲーム生きてる間にリアルタイムで実装されてた辺りのストーリーが一番面白くないあたりだったなというのは本当、悲しみが……。

未実装の14章くらいから原作ヒロインのひとり・ゲノム国の王女メルを中心にした里帰り(という名の王位奪還戦)展開、19章から敗北を期した面々が新たな仲間を得てターニャ&メルの秘密を探りながらアズサとの因縁の対決!みたいな展開でこのへんは割りと面白かった。なんで仲間になってるのかよくわからない初対面から何故か顔見知りな脇役キャラたちもこの辺まで来れば繋がりを作りやすかっただろうし、このへんまで来ればかなり盛り上がったのかな……という気がする反面、ソシャゲでこのへんから面白くなるのはどう考えても遅い気がする。4巻から本格的に面白くなるラノベみたいだな……よう実もそうだったわ……。

とにかくこのゲーム男同士の関係性がなかなか濃密で、特に主人公であるルカと同僚の宗助、上司の生田、ガチャ担当のストライコスの関係性から透けて見える腐れ縁・悪友感とそんな彼らが追う因縁の相手・シュバルトと対決する7章付近が本当に良くてテンション上がっていたらその後すぐにルカだけ国外脱出展開で泣いた。まあたぶんこの5人の因縁を読むなら原作やれってことなんだよな。一緒に国外についてきてくれたメルのお付き・ハールソンくらいはガチャに入るかと思っていたけど一貫して男は課金ガチャに入れない姿勢で力強かった(FANZA版には個別ストーリーにエロシーンがあるので、そっちがメインと割り切っていたのかもしれない)

エロなしの健全DMM版をやっていてもそこまで違和感なかったのと、衣笠先生×トモセ先生のエロゲー「レミニセンス」とのコラボイベントがあって主人公が配布されたので「これはエロシーンなしでアニメ合わせのよう実コラボあるで!!!」とかいってたんですけど流石に無かったです。いやでも綾小路なら異能バトルの中にぶちこんでもなんか普通に生きてるでしょ……水……だとルカとかぶるので闇属性だと思う(※ない)。

男キャラが良い……ってなってるとまじで金の掛ける所がないゲームだったけど、主人公のルカが配布でチュートリアルミッションを進めるだけで完凸できるシステムはすごく良かったし育ちきったルカはどんな編成でもメインアタッカー張れる程度には強かった。レミニセンスコラボで配布された島津も貴重な属性のブロッカーでめちゃくちゃ役に立ってたのでやっぱもうちょっと男に課金要素をですね…………シュバルトや宗助がガチャに入ったら全力で課金したよ私は……。

とりあえず有料でもいいのでデジタルアーカイブ版来るのを期待してますが、とりあえず衣笠先生が書く男男の巨大感情を摂取したいのでよう実のアニメ終わったら原作やろう……。

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