発売おめでとうございます!!!待ってた!!!
10回前のコミケ(C78)のサークルカットと今回(C88)のカットが意図せずして全く同じ構図だった件。
意図せずというかまあ、一番自分的にやりがちな構図だったんだけど背景まで同じなのにはびっくりだ…。
……こうやってならべると少しは成長したなあ……(自画自賛)
「違うぞ明久間違っているぞ。俺が今日も塩水飲んでるお前の前で大盛りのカツ丼を食べるのはな、お前に仕送りの使い道を考えてほしいからなんだ。ほら、善意の裏返しっていうだろ」
といいながら雄二はこれ見よがしにおおぶりのカツを口に入れ
「……それで明日発売のゲームだが、お前買うよな?」
「雄二の優しさなんて信じない!」
ぴったり140字だったんだけど微妙な表現だけ微調整。わかりにくい好意からくる行動に明久が「まったく素直じゃないんだから」ってにやにやするのも美味しいんですけどむしろ自ら恩に着せてきそうかなっていう
http://shindanmaker.com/375517
吉井と坂本がクラス別れたら吉井、他の奴に間違えて「雄二」って声かけそうだよなって横溝と話してたんだよ。もう語尾かよってくらい坂本の名前呼んでたもんな。
須川君の言葉を笑い飛ばしながら、いまだに嬉しい事があると右手が雄二の大きな掌を探して空をさまよってしまう事は気づかれていないんだな、と小さく安堵した。
3年になったら雄二と明久はクラスが別れるといいと何度も略。
手を握りたいんじゃなくてハイタッチやらげんこつこつんをしたいのです。
http://shindanmaker.com/375517
大体大体悪友と雄明。
お題はこちらからいただきました↓
http://shindanmaker.com/375517
『足して割って、ちょうど』
「後先構わず動いてワシらに迷惑を掛けても良いではないか。お主は1人ではないのじゃから」
髙城先輩に言われた事がやっぱり気になって尋ねてみると、秀吉は天使のような笑顔を浮かべてこう言った。
「雄二は考えすぎて大事なところで動けなくなるタイプじゃからのう。明久と足して割って、丁度良い」
「……あと、似てないようにみえて、久保も雄二と同じタイプじゃな」
「待ってどうしてそこで姫路さんじゃなくて先に雄二と久保君が出てくるの!?」
『いつかの夢の続き』
『次こそは翔子に勝って――!!!』
「はいはい、雄二も懲りないねえ。もう勝ってなにしたいかは皆にバレバレなのに」
『ちくしょー!』
高校生の時に目指した「夢」の続きを、僕らはまだ追いかけている。
「…それじゃ、霧島さんによろしく言っといて」
『姫路にもな』
たとえ、もう後ろにその背中がないとしても。
『無自覚ヒーロー』
「ポジション、交代」
一見、意味不明に聞こえる単語を聞いた途端、空回りするばかりだった頭が再起動を始める。まただ。他の誰にも理解できないだろう無意識の信頼に、折れそうな気持ちを何度も救われた。
(無自覚なんだからたち悪ぃ…)
――今日の本当のヒーローが誰なのかは、俺だけが知っていたらいい。
『きっとそれで正解』
「清水さんと一騎打ちした時のことだけど、あれ、他にあの状況を打開する手段がなかったら本当に騙し討ちするつもりだったよね?」
「当たり前だろ。なんだ、何か文句でもあるのか?」
「いや、そうじゃなくて」
今回の小競り合いは元々は僕の行動が元凶で、雄二のやった事が結果的には正解なんだと思う。
だけど、
「うーん、なんでもないよ」
僕にとっての「正解」と雄二にとっての「正解」が違うという考えてみたら当たり前のことが今日だけは妙にひっかかったなんて死んでもいいたくなくて、そのまま言葉を濁した。
『愛してるも役不足』
この感情を表すのに、好きだとか、愛してるなんて役不足だ。そんなありがちな言葉じゃまるで足りないし、これはもっとおぞましい何かだと思う。……だから、先ほどから親の敵のような目でこちらをにらみつけている明久に――この感情を自覚させた相手にこういった。
「俺も、お前のことが大嫌いだ」