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『善意の裏返し』


「違うぞ明久間違っているぞ。俺が今日も塩水飲んでるお前の前で大盛りのカツ丼を食べるのはな、お前に仕送りの使い道を考えてほしいからなんだ。ほら、善意の裏返しっていうだろ」

 といいながら雄二はこれ見よがしにおおぶりのカツを口に入れ

「……それで明日発売のゲームだが、お前買うよな?」
「雄二の優しさなんて信じない!」

 ぴったり140字だったんだけど微妙な表現だけ微調整。わかりにくい好意からくる行動に明久が「まったく素直じゃないんだから」ってにやにやするのも美味しいんですけどむしろ自ら恩に着せてきそうかなっていう
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